WordPressの公式開発ブログに、「プラグインの製作者はWordPressの次期バージョン2.1に備えてね」という投稿があったので訳しました。

Is your plugin Naughty or Nice?より、
Aaron Brazellよるゲスト投稿

WordPress 2.1がもうすぐですが、これが開発者にとってどんな意味を持つのかはお分かりでしょう。そろそろしまっておいた古いプラグインを取り出して埃を払って磨き上げ、何週間も冷蔵庫にしまってあるおばあちゃんのハムと豆のスープよりも長持ちするかどうか確認するころあいです。

WordPress 2.1の大きな変更の多くがMySQL関連ですので、ペンと紙を取り出して（もしくはノートパッドを開いて）メモを取り始めてください。

• $table* 変数がすべて取り除かれました。これらは廃止予定ではなかったのでまだ存在しますが、開発者はその使用を推奨しません。この場合はコアから取り除かれたということです。SQLステートメントを含むプラグインを開発中なら、$wpdbをグローバル化し、$wpdb->posts, $wpdb->post2cat などを使用してテーブルを呼び出すようにしてください。同様に、 wp-config.php で定義されているMySQLのテーブル接頭語を見つけるために開発者が以前はグローバル化できたかつての$table_prefix 変数も廃止予定で、 $wpdb->prefixを使用するようにしてください。
• リンクカテゴリーはカテゴリーの一部になりましたので、かつてのリンクカテゴリーテーブルを使用している開発者は気をつけてください。これは単に別のカテゴリーIDを割りあてるだけで、投稿記事用のカテゴリーと一緒に維持管理されます。
• 開発者が投稿とページを区別できるよう、ポストテーブルに post_type コラムが加わりました。
• 予約投稿で‘future’の post_status を取得するようになり、コアのすべてのクエリ内の NOW() は使用されなくなりました。プラグイン開発者は同様の措置を講じください。

WordPress 2.1はコードベースのテスト用リリースが近づいている段階ですが、プラグインを2.1向けに修正するのに早すぎることはありません。また、プラグインの互換性を追跡するページがCodexにあります。

編集者メモ：可能な限りWP APIに従っていれば、このようなプラグインアップデートの問題に遭遇することはないでしょう。