WordPress テーマの詳説:第二章

Dissection of a WordPress theme: Part 2」の訳「WordPress テーマの詳説:第二章」がやっと終了。

この章では第一章の修正から入って、CSSのちょっとした解説やら各ブラウザーへの対応やらで個人的には結構勉強になりました。

なお冒頭の「著作権うんぬんかんぬん」は原著者の要請によるものです。

このガイドは John Godley による「Dissection of a WordPress theme: Part 2」の翻訳で、著作権は John Godley が保持しています。このオリジナルページおよび/またはこの翻訳ページの複製には原著者による許可が必要です。- This guide is the translation of the guide UrbanGiraffe » Dissection of a WordPress theme: Part 2 by John Godley who is the owners of the copyright. Any reproduction of the original page and/or the translated page is allowed only with the permission of the author.

はじめに

周知のことだが、ウェブデザインというのは扱いにくい話題だ。実現へのプロセスが困難だと私たちは工夫をあきらめてしまうことがある。この WordPress テーマの詳説第二章では、このソフトウェアの基本的な動作、この動作がレイアウトとどのように関わっているのか、そしてどのようにしたら誰もが自分のブログを個性的にできるのかについて引き続き説明していく。

主に扱うのは、第一章からの基本的なレイアウトの仕上げ、そしてヘッダーとフッターの仕上げだ。この両者はブログのスタイルを決定付け、見栄えの中心的なポイントを担うという点で重要である。うまくいけば皆があなたのブログを読みたがるだろうし、うまくいかなければわざわざ読む気にもならないだろう。

ウェブデザイン

ウェブサイトは常に数々の問題に翻弄されている。さまざまなプラットフォーム上でさまざまなソフトウェアを実行していて、さまざまな言語でさまざまなレベルの視覚的感覚を持った人々に対して、ウェブサイトは情報を提示しなくてはならない。

ウェブの初期のころは比較的簡単だった。人々はそれほど期待していなかったし、単にウェブサイトがあるだけでも感銘を受けていた。レイアウトは不恰好で、明らかにプログラマーが作ったものだった。ほとんどがそうだった。

今日では、エレガントですっきりしていて、コンテンツを邪魔しない魅力的なサイトの作成に重点が置かれている。WordPress はかなりの部分でこれを成し遂げていて、最新のデザイン手法をフルに活用している。したがって WordPress のテーマを扱う考察では「標準に従う」という哲学を維持する努力が重要になってくる。

アクセシビリティと Google の友

アクセシビリティとは、高解像度モニター以外のモニターで見る人や視覚障害のある人がウェブサイトにアクセスできるようにするプロセスを述べる専門用語である。

ここで一番問題なのはフォントの大きさだ。極端に小さなフォントでテーマをデザインしたくはないし、個人の好みに応じたフォントサイズの変更を妨げたくもない。

二番目の問題は Google に関することだ。私たちの多くは自分のコンテンツを Google 表示させたいと思っているし、このランキングを上げるためにできることはたくさんある。最も単純な方法の一つは、コンテンツをメニューやコンテンツ以外の物の前に置くようにページをアレンジすることだ。なぜか?それは Google が HTML ページの先頭にあるデータを好むように思われるからだ。

また、コンテンツを最初に置くというのは、非グラフィカルなインターフェースを使用しているユーザにとってもウェブサイトを見やすくする。こうしたユーザの数は多くはないが確実に存在する。

船長、問題が起こりました

では、この第二章では何をすべきだろうか?最初の計画ではヘッダー、フッター、そしてサイドバーを扱い、一連のコンテンツを終える予定だった。30分ほど第二章を書いて、前回の私のデザインは完全からはほど遠く、その理由を説明するのにも時間がかかるだろうということに気がついた。

幸いなことにこの問題は大きな物ではない。実際、これをデザイン決定上のこととして説明し、先に進むこともできた。だが、その代わりに前回私が提示した物を見てみよう:

layout

これはよくあるウェブサイトのデザインで、コンテンツの高さがサイドバーよりも高くならない限り完璧に表示されるが、サイドバーよりも高くなるとおかしなことになる:

layout

コンテンツがサイドバーの下にも回り込んでしまう!これ自体は大きな問題ではなく簡単に修正することができるが、前回のデザインがいかに不完全な物だったかを証明している。

統計を少し

修正の前に私のウェブサイトの統計を少しお見せしたい。

Mozilla Firefox 43%
IE6 43%
Apple Safari 6%
Opera 3%
Others 5%

WordPress がより多くの非 IE ユーザを引きつけていることを考えると、さまざまなプラットフォーム上のさまざまなブラウザに対応すべきなのは明らかだ。

オプション

この章ではオプションとして代表的なテーマのバリエーションを提示してみる。こうしたバリエーションでは外観を変えたりテーマに特別な機能を追加している。その意図は、特定のスタイルを押し付けることなく、幅広いアイディアをカバーすることだ。

オプションは次のように表示する:
Option オプション1 – 簡単な説明

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