千の風

私のお墓の前で 泣かないでください。
そこに私はいません、眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

Going My Way: 千の風になってで紹介されてたんだけど、確かにそういう場面で朗読されるとぐっとくるだろうな。

でも詩の訳ってこんな感じなのか知らん。英語のとはちょっと違ってる。
見れば分かるけど(声に出すともっと良く分かる)英語の方はすべてに韻を踏んでいてリズムもいい。訳の方は、まぁ、訳にそこまでは求められないけど、けっこう日本語向けに内容も修正してる。

そこで私の直訳風勝手訳:

意味重視訳:

千の風

私のお墓の前で泣かないでください
私はそこにいないし、眠ってもいません

私は吹き抜ける千の風
私は雪のダイヤモンドのきらめき
私は熟した作物へふりそそぐ太陽
私は秋の穏やかな雨

あなたが朝の静けさに目覚めるとき
私は駆け上がるツバメになり
静かに円を描いて空を飛ぶ
私は夜に輝くやわらかな星

私のお墓の前で泣かないでください
私はそこにいないし、死んでもいません

オリジナル:

A THOUSAND WINDS

Do not stand at my grave and weep,
I am not there, I do not sleep.

I am a thousand winds that blow,
I am the diamond glints on snow,
I am the sunlight on ripened grain,
I am the gentle autumn’s rain.

When you awake in the morning hush,
I am the swift uplifting rush
of quiet in circled flight.
I am the soft star that shines at night.

Do not stand at my grave and cry.
I am not there, I did not die.

Author Unknown