WordPressのアップグレードを簡単に:EasyWPUpdateの巻

EasyWPUpdateより、WordPressを簡単にアップグレードするためのシェルスクリプトをご紹介。

このスクリプトをサーバー上で実行させると、データベースとWP本体のバックアップ、そしてWP本体のアップグレードを実施します。

以前にも一度紹介しましたが、私自身これまで2回使用してまったく問題なかったのと本当に簡単にアップグレードできるので、とりあえず使い方だけ説明します。以下、自分の使用しているDeramHostを例に説明しますが、Telnetでbashが使用できればたぶんどのサーバーでもオッケーでしょう。 私の環境:実行時は適宜ご自分の環境に読み換えてください。

  • ホスティングサービス:DreamHost(sshアカウントを作成)
  • ローカル:Mac OSX 10.4
  • WPがインストールしてあるディレクトリ:/hogehoge.com/st/
  • ブログのURL:http://www.hogehoge.com/st/

(注記:DreamHostのデフォルトでは、ユーザーのルートディレクトリの直下にドメイン名と同じディレクトリが作成され、そのディレクトリがウェブサイトのルートディレクトリになる)

vi等のエディターを使用できる方はスクリプトを直接サーバにコピーして必要な箇所を記入したほうが簡単だと思いますが、ここでは一旦スクリプトをローカルで編集してからサーバにアップします。

  1. EasyWPUpdateより、「You can peruse the text version, EasyWPUpdate.txt, here: link」のリンク先を保存。ここでは仮にファイル名を「EasyWPUpdate」として保存する
  2. 保存したファイルをテキストエディタで開き
    BlogDir[1]='site1dir'
    BlogURL[1]='www.example.com'

    を探して自分の環境に合わせて変更。上記私の環境を例にとると
    BlogDir[1]='hogehoge/st'
    BlogURL[1]='www.hogehoge.com/st'

    に変更(末尾にスラッシュ(/)はいらない)
  3. アップグレードが一つだけならBlogDir[2]、BlogURL[2]、BlogDir[3]、BlogURL[3]、をコメントアウト。複数ある場合はそれぞれ記入(いくつでも増やせるとのこと)
  4. FTPプログラムでサーバの自分のユーザディレクトリのルート(/)にスクリプトをアップロード
  5. OSXのターミナルを起動し、sshでサーバにログイン(ssh -l ログイン名 ホスト名)
  6. . EasyWPUpdate」と入力してEnter
  7. 自動的にデータベースとWordPressファイルのバックアップが作成され(デフォルトではアップグレードスクリプトと同じディレクトリに作成)、WordPress本体がアップグレードされる
  8. 成功すれば勝手にサーバからログアウトする(失敗すれば何らかのエラーメッセージが表示されるはず)
  9. アップグレードの詳細を知りたければ、htmlファイルで作成されるログを参照(デフォルトではアップグレードスクリプトと同じ場所に作成)

2回目からはsshでログインしてスクリプトを実行するだけ。簡単でしょ。 😆

「WordPressのアップグレードを簡単に:EasyWPUpdateの巻」への4件のフィードバック

  1. はじめまして!
    最近、毎日のようにお邪魔しています。
    WPのプラグイン情報が豊富で、初心者の私にはとてもありがたいです。
    2.1が出たという事で、こちらの記事を参考にアップグレードしてみようと思っています 😀

  2. funkanollさん、はじめまして。
    お返事が遅くなってしまいすみません。 😳

    このスクリプトは、WordPressの本家版を使っていてお使いのサーバーで シェルスクリプトが実行できるのなら本当にお勧めですよ!私も先日このスクリプトで2.1.1にアップグレードしましたが無問題でした。 :mrgreen:

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