poEditの翻訳メモリ機能を使う

poEditの使い方についてはMasayanさんのページが分かりやすくて、記憶力が衰えたおいらは何度も参照させてもらってます。ところがいまごろになってpoEditにも翻訳メモリ機能があることに気づき、ウェブ上を探してみたんだけど使い方見当たらなかったんで、ヘルプファイルの説明を元に使い方をメモっときます。この機能が使えると後々の作業が大幅に楽になりますんで、poEdit使いの方でまだこの機能を使ってない方はお勧めです。(2006/11/26現在の最新Windows版-1.3.6を使って説明します)

翻訳メモリ機能の設定

  1. ファイル/設定-「翻訳メモリ」タブ、「データベースへのパス」でこのまま、もしくは適当な場所を設定
  2. 「追加」ボタンで使用する言語を選択。日本語は「ja(Japanese)」を選択
  3. 「データベースの作成」ボタンを押して、翻訳メモリファイルの元となるファイルを検索するディレクトリのパスを入力
  4. 「次へ」ボタンを押すと検索ディレクトリ以下にある.poファイル、.moファイル、そしてRPMパッケージがリストアップされる
  5. なぜかリストアップされないときは(オレだけ?)、「ファイルの追加」ボタンを押して個別にファイルを登録することができる。
  6. 「終了」ボタンを押すとリストアップされたファイルから翻訳メモリファイルが生成される

翻訳メモリ機能を使う

  1. ファイル/設定-「翻訳メモリ」タブの「カタログ更新時に自動的に翻訳しなおす」にチェックが入っているか確認
  2. ヘルプファイルによると、.poファイルもしくは.potファイルを読み込むと自動的に各文字列を翻訳メモリファイルと照らし合わせ、マッチするものがあればグレイのコンピュータアイコンとともに訳文が自動的に入力される、、はずなんだけど、、駄目な場合は「カタログ」メニューの「翻訳メモリを利用して自動翻訳する」を選択
  3. 自動的に翻訳された訳文が気に入らなかったり間違っている場合は、上部文字列一覧の該当文字列上で右クリックすると他の訳文候補が表示されて選択することができる(翻訳メモリファイル内の文にまったくマッチしなければ何も表示されない)。

「poEditの翻訳メモリ機能を使う」への3件のフィードバック

  1. おおー、そんなことできたんかー!(感動)

    ということは、より多くの翻訳ファイルがあったほうがより候補が多くていいってことなんでしょうか? とりあえず、なんか翻訳してみたいなぁ。使えるかなぁ~?!

  2. たしかに翻訳ファイルはたくさんあった方がいいんですが、似た分野のファイルじゃないとなかなかヒットしません。たとえ翻訳ファイルがたくさんあっても、全然違う分野だとまったくヒットしなくて、まったく役に立たないこともあります。
    WordPressのプラグインの翻訳なんかは結構役に立ちそうな気もしますが、今のうちからせっせと翻訳ファイルを集めておけばそのうち役に立つかも、、くらいに考えておいた方がいいかもしれません。

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